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渡辺淳一4月30日死去 葬儀は家族ですませる。  [ニュース]




「失楽園」や「愛の流刑地」などの男女の愛を追究した作品で知られている作家である渡辺淳一さんが先月30日、東京都内の自宅でお亡くなりになりました。

80歳でした。

渡辺さんは前立腺がんを患っており、2010年頃から東京都内の自宅で療養を続けていたということなのですが、先月30日、闘病の末に亡くなられました。

葬儀は家族や関係者のみですでに行ったということです。


渡辺さんは、昭和8年に北海道で生まれ、札幌医科大学を卒業した後、母校で整形外科の講師をするかたわらに小説の執筆を始めたそうで。

昭和43年、札幌医科大学で行われた日本初の心臓移植手術で、医師が殺人罪で告発される事態に発展した「和田移植」をテーマに小説を執筆したことなどがきっかけとなり大学を退職し、文筆活動に専念した。

昭和45年、明治時代の西南戦争で負傷した2人の軍人の人生を描いた小説「光と影」で直木賞を受賞して、その後は医療や歴史、男女の恋愛などを題材に多彩な作品を発表してきた。

また、平成7年に発表した「失楽園」では、不倫関係の男女を描いてベストセラーになり、映画やテレビドラマが作られたほかに当時の流行語にもなった。

平成15年には紫綬褒章を受章し、その後も「愛の流刑地」や「鈍感力」などの作品で話題も集めた。
また、直木賞の選考委員も務めていたそうです。

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代表作
『光と影』(1970年)
『遠き落日』(1979年)
『別れぬ理由』(1987年)
『失楽園』(1997年)

主な受賞歴
新潮同人雑誌賞 (1965年)
直木三十五賞(1970年)
吉川英治文学賞(1979年)
文藝春秋読者賞(1983年・2011年)
紫綬褒章(2003年)
菊池寛賞(2003年)
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